久木田大地 個展
Reverso
【開催概要】
会場/myheirloom
東京都中央区日本橋大伝馬町11-10 西井ビル 3階
会期:2025年12月6日(土)〜12月21日(日)
木金/16:00~19:00
土/13:00~19:00
日/13:00~18:00
※月火水祝 休廊
※曜日により営業時間が異なります。ご注意ください。
※11月13日(土),19日(金)の2日間は臨時休廊となります。
また、最終日21日(日)は17時までとなります。

myheirloom(マイエアルーム)ではこの度、久木田大地の個展「Reverso」を開催いたします。
久木田は現在武蔵野美術大学大学院の諏訪敦研究室に在籍している気鋭の若手ペインターです。
弊廊では昨年のグループ展[STRIP]に続き2度目の展示となります。
今年は下瀬美術館にて行われた展覧会「周辺・開発・状況-現代美術の事情と地勢-」への参加や、オリジナルウイスキーブランドの立ち上げとボトルのラベルデザインに携わるなど、活躍のフィールドを飛躍的に広げています。
歴史的な西洋の名画をモチーフとしながら、現代におけるビジュアルイメージの受容のされ方を探求する久木田は、その卓越した描写力と技術を持って様々に名画を解体、再構築していきます。
本展では〈Reverso〉のタイトルのもと、イメージの反転、そして過去から現代へ、現代から過去への時代の反転、久木田のアプロプリエーションによって様々に行来する歴史の堆積が新たに組み上げられ、変容していく様をご覧頂けます。
「Reverso(レベルソ)」とは、反転や裏返しを意味する単語です。なにかしらの絵画の名作を頭に思い浮かべるとき、そのイメージはどこから形成されたものでしょうか。
インターネットの画像・ミュージアムグッズ・雑誌・ファッションアイテムなど物理的には絵画ではないはずのものから得た情報はどこか遠くの地にあるオリジナルへと意識が接続され、眼前の(特異かもしれない)造形物は日常に溶けていきます。また逆にフィクションの窓として成り立つ古典絵画を鑑賞する際には、そのメディウム(支持体である木や布・絵具として用いられる土や油)は透明化され、イリュージョニズムの追求によってごくごく薄い層に実現された空間を錯覚しています。
いずれも目の前のオブジェクトに対してある種の「視ていなさ」が発生していることをとても面白く感じるのです。
現代社会における古典絵画の消費のされ方を観測し、イメージが流通するプロセスの(時間的あるいは空間的な)部分を抽出することで人々の間に形成されているアクチュアルな"古典絵画"の輪郭を探るための展示になります。
久木田 大地